ボディボードの保管方法

海から上がったらボディボードをそのまま放置してはいませんか。

ボディボードはデリケートな素材でできているので、海から上がったら正しい方法で持って帰り、正しい場所で保管する必要があるのです。

1.海から上がったらすること

海から上がったら、ボディボードについている砂や潮を真水で洗い流します。

砂がついているとボディボードが傷ついたり、ボディボードの表面の素材に入り込んでしまうことがあります。

また、車やボディボードのケースを砂で汚してしまうことがあるので、しっかりと砂を落とした方がいいでしょう。

潮はボディボードをベタつかせてしまったり、乾くと白っぽく潮が浮く上がったりしてきます。

次にライディングするのには支障はありませんが、ボディボードを長持ちさせるためにはきれいにしておくことも大切なことです。

海から持って帰ったら、ボディボードの先端（ノーズ）を下にして、立てて保管します。

それは、ボードのテールには出っ張っているものもあり、テールを下にして保管するとその出っ張りがヘコんでしまうからです。

さらに、ボディボードのデッキ部分に細かい傷がつき、少しずつ海水が浸透してしまっていることがあるので、デッキ部分を下にして水を抜くように立てて保管することをお勧めします。

保管する場所は、直射日光の当たらない日陰で、熱くならない場所です。

日陰でも、外にある物置小屋のような狭くて暑くなる場所に保管してはいけません。

ボディボードは日光や気温ですぐに熱を吸収してしまうのです。

熱を吸収してしまうとボードは曲がってしまい、修復不可能になってしまいます。

ボードに傷がついたら修復はできますが、ボードが曲がってしまうと元どおりには戻りません。

ボディボードは、必ずケースから出して室内の直射日光が当たらない場所に保管すると良いでしょう。

どんなスポーツでもいえることですが、トップアスリートは道具を大切にしています。

ボディボードを上達するためにも、ボードを大切に扱うことはとても必要なことなのです。

ボディボードをするためにボードをきれいに保つこと、適切な場所に保管することは当たり前のことではありますが、ボディボーダーとして基本でかつ重要なことなのです。