ここでは、ボディボードのフィンを選ぶときに知っておきたいことを、いくつかの要点にそってまとめました。せっかくいいボードがあっても自分に合わないフィンをつけていては、うまく波にのることができません。
そのため、購入前にしっかりポイントを抑えておきましょう。フィン選びは、ボディボードが上達する上でとても重要になってきます。
1.ボディボードにおけるフィンの役割
まず、ここではフィンの役割をご説明します。役割を知ることによって、よりフィン選びがスムーズになります。
ボディボードをやっている人の中で、波に乗った時のスピード感を楽しむ人はとても多いでしょう。波に乗るには、スピードをコントロールすることが必要不可です。波にのるためには、波の前にでなくてはなりません。
その時、スピードを加速、維持してくれるのが、「フィン」なのです。言い換えれば、フィンがないと波に乗ることができません。フィンがあることによって、スピードをコントロールし、波を掴みやすくするのです。
さらに、沖に出るときも、波を越えて進まなくてはならないので、大切な役割を果たします。
2.フィンの種類
フィンには、いくつかの種類があります。また、ダイビング用のフィンとも形が異なります。ダイビング用のフィンは、比較的大きくゆっくりした動きに適していますが、ボディボード用のフィンは、瞬発性に適した特徴があります。
フィンには先がまっすぐ平らなものと、左右が対照的になったものがあります。先がまっすぐ平らなものは、推進力が強いため、一回の動作で大きな力が加りますが、あまり大きくて足に合わないものを使うと、足に負担がかかってしまい、海の中で思うように動けなくなってしまう可能性があります。
一方、左右が対照的になっているものは、一回の動作での進む力が少ない分、足への負担が軽い特徴があります。
また、柔らかい素材のもの、硬い素材のものなど素材の種類の違いがあります。柔らかいものは、推進力が少ないが足に負担がなく、硬い素材のものは、推進力があるが、足に負担が大きいという特徴があります。
3.自分にあったフィンの選び方
フィン選びに大切なことは、自分に合ったフィンの種類を選ぶことと、自分に合ったサイズのものを選ぶことです。
自分に合ったフィンとは、先ほどお話しした通り、フィンの先がどのような形か、柔らかいものか、硬いものかなどです。
また、自分に合わないサイズのものを使ってしまうと、足が擦れてしまい、フィンズレをおこしてしまいます。足が痛くなってしまっては、海に入っても楽しむことができません。
少し大きめなものは、フィンソックスを履くことにより、足にフィットすることができ、摩擦を抑えることが出来ます。冬の寒い時期にも、フィンソックスを履くので、少し大きめのフィンを選んだ方が、より重宝する場合があります。
わからない場合は、専門店で相談するのも上達への第一歩です。
