沖に出るためには、ドルフィンスルーとキッキングを使います。そのため、キッキングは沖に出るためには、とても重要な役割を果たします。キッキングがきちんとできていれば、スムーズに沖に出ることができます。
ここでは、そんなキッキングについて見ていきましょう。キッキングをしっかりマスターしてボディボードを上達させたいですね。
1.キッキングのやり方
キッキングを上達させるためには、ボディボードの上に乗る時の基本姿勢を、マスターしましょう。
ボディボードの基本姿勢とは、体をボードに乗り込み過ぎても、乗り込みが浅すぎてもよくありません。胸は、無理に張らず、ちょうどいいと感じる程度にはり、腕は、ひじをテールに沿っておき、90度よりも少し広い角度になります。体の乗り込みは、水に入った時に、腰骨が少し落ちるくらいがちょうどいい乗り込みになります。
その状態で、ももの付け根から足首までを使って、ゆっくり上下に動かします。足を前後に動かしてしまうと、前に進まないので、注意しましょう。この時、足をゆっくりと動かすことがポイントです。細かくたくさん漕いでも思ったように進みません。
2.キッキングのコツ
キッキングを一生懸命しても、なかなか前に進まないという人は、ボードに乗り込み過ぎが原因かもしれません。この時、手は、レールをしっかり握ります。ノーズを握ってしまうと、乗り込み過ぎて、キッキングがうまくいきません。
キッキングを上手に使いこなしている人は、体力の消耗も少なく動きがスムーズです。一方、キッキングがきちんと出来ていないと、余計な体力を使ってしまい、ボディボードを楽しむことができません。
3.キッキングを上手に使いこなすために
キッキングをきちんとするためには、自分にあったフィンを使うことが大事です。足に合っていないフィンをしていると、うまくキッキングができず、足を痛めてしまいます。フィンは、フィンソックスを履くことを考えて、少し大きめのものがオススメです。
また、初心者の方には、柔らかめのフィンがおすすめです。柔らかめなフィンは、推進力が少ないのですが、扱いやすい特徴があります。一方、硬いフィンは、推進力がある分、扱いづらいデメリットがあります。
その他、フィンの形には、左右対象のものと、先が平らになったものがあります。左右対象のフィンは、推進力が弱い分扱いやすく、平らなフィンは、推進力がある分、力が必要です。これらを参考にして、自分に合ったものを選びましょう。
このように、キッキングを上達させたい人は、フィンにも気を使ってみて下さい。よりボディボードを上達させることができます。
