ボディボードをやっていく上で、欠かせないのが「波」です。波は、一体どうやって起こるのか知っていますか?

ここでは、ボディボードを上達させるために、知っておきたい「どうやって波が起こるのか」について学びましょう。知っておくと、今日は波がある、ないという判断ができるようにもなるので、大変便利です。

1.なぜ波が起こるのか

波が起こる要因は、2つあります。それは、「月の引力によるもの」と、「風によるもの」です。

月の引力が要因になっているメカニズムとは、月の引力が海水を引っ張り、そこから出来る歪みが、波に変わっていくと波が起こります。

そのため、波は、月の満ち引きに大きく関係があります。サーフポイントによっては、タイドの関係で波が良くなったり、悪くなったりと波質までも変化します。

タイドの見方を知ることによって、1日のうちで変化する波質を知ることができるのでとても便利です。ボディボードを上達させるためには、ぜひ知っておきたい知識です。

その他の要因となるのが風です。風が吹くと海面が揺れます。はじめは小さい波ができますが、風が強くなると、大きな波へと変化します。

例えば、台風が来ると、非常に高い波が発生しますが、それは台風の風が非常に強いため、海面に大きな波を発生させるからです。




2.なぜ波が大きくなるのか

波が大きくなるのは、先ほどお話ししたように、台風のような強い風が吹いた場合に、海面に大きな波を発生させるからです。

さらに波は、風が吹く時間や距離などにも影響を受けます。例えば、風が強く吹いている時間が長くても、大きな波が発生するのです。

また、天気図をみて、低気圧の位置によって波があるか、ないかというのも見極めることができます。

それは、低気圧があることによって、そこで風が吹いているということがわかるからです。

よく、海に行くと昨日は波があったのに、今日は波がないというときがあります。それは、風の関係や、月の満ち引きの関係などいろいろな要因が考えられます。

3.うねりとは

風が吹いていなくても、波があるときがあります。これは、遠くで風が吹いていることが考えられます。見えないような遠い海で、風が吹いて作られた波によって、このような現象が起こります。

このように、風が吹いているところから、風が吹いていないところに波が立つことを「うねり」と言います。うねりは、遠くで発生したものが、同じ大きさで岸に辿りつくことはありません。風の強さや距離によってその大きさを変えていきます。