ボディボードをするときに必要な道具の中にはリーシュコードがあります。

ボディボードのボードと体を固定するもので、付け方は簡単なのですが、ライディングのスタイルなどによって付け方にもいろいろな方法があるのです。

1.リーシュコードとは?

リーシュコードは、ボードを万が一手から離れてしまったときに遠くへ行ってしまわないように取り付ける「流れどめ」のコードです。

サーフィンのリーシュコードはストレートな長いものを使いますが、ボディボードのリーシュコードはコイル状になった短いものを使います。

リーシュコードは流れどめではありますが、浮力のあるボードに体を繋げておくための「命綱」の役割もします。

2.リーシュコードを付ける場所(ボード編)

リーシュコードは、ボードのデッキ部分の上から1/3の部分に付けたプラグに通した紐に取り付けます。

プラグの位置は、リーシュコードを右腕に付けるのであれば右寄り、左腕に付けるのであれば左寄りに取り付けます。

わからなければ真ん中でも構いません。

プラグはボードを貫通させて固定しますが、貫通させないカップというものもあります。

プラグは貫通させるため引っ張る力に強いですが、カップはプラグに比べてやや弱いところがあります。

海でボードを話したくらいではカップは抜けませんが、大きな波のパワーによって抜けてしまう可能性があるのもカップの特徴です。

しかし、カップの良いところは、貫通させないため海水の侵入がプラグに比べて少ないということです。

ボードを長く使いたい人にはカップはオススメです。

プラグやカップの取り付けはご自分でもできますが、ボディボードを取り扱っているショップでやってもらうといいでしょう。




3.リーシュコードを付ける場所(体編)

リーシュコードは、手首または二の腕に付けます。

付ける場所によってリーシュコードの種類があるので、購入時は注意が必要です。

また、手首や腕のサイズによって、リーシュコードにもサイズがあるのご自分に合ったリーシュコードを選びましょう。

手首か二の腕かは好みではありますが、二の腕につける方が主流といえます。

手首につけるメリットは、リーシュコードのコードがライディングの邪魔にならないことです。

はじめのうちはボードへの乗り込みの練習時にコードをお腹にはさめてしまうこともあるので、手首に付ける方が練習しやすいでしょう。

腕につけることでのメリットは、ターンなどの時に邪魔になりにくいことです。

どちらに付けるかは好みなので、どちらでも構いません。

4.リーシュコードを甘くみてはいけない

最近のリーシュコードは、デザインがかわいいものやカラフルなものなど様々な種類のものがあります。

しかし、リーシュコードはボードと体を繋ぐ大切なものということを忘れてはいけません。

ボディボードは基本的に足が海底につかない沖で行うので、ボードから体が離れてしまうと命の危険さえあるのです。

リーシュコードをつけないで海に入ることはしてはいけません。

リーシュコードは何年も同じものを使うのではなく、常に新しいものできれば使っても使わなくても1シーズンに1本は最低交換することをオススメします。

リーシュコードは使わなくても、置いておくだけで劣化してしまいます。

リーシュコードは、常に新しいものを使って、安全にボディボードを楽しみましょう。