ボディボードでワイプアウトすることも大切

ボディボードのライディングしているときに様々な技を行えば失敗することもあり、そのことをワイプアウトといいます。

ワイプアウトは海に落とされる嫌なものでなるべくしたくはないものですが、上達のためには必要なことなのです。

1.ボディボードでも失敗は成功のもと

ボディボードは、波の上で技をして演技するスポーツです。

そのため、陸上で止まっているところで行う技とは違って、スピードに乗りながら行う技なので失敗するとワイプアウトして海の中に落ちてしまいます。

海の中に落とされることは怖い事かもしれません。

しかし、技の練習には必ず失敗があるので、海に落ちることを怖がっていては技は完成しません。

技を練習しながらワイプアウトを繰り返すと、自然と海に中が怖くなくなります。

もし、それでもワイプアウトが怖いのなら、なるべく小さい波で技の練習をすることをオススメします。

ボディボードを繰り返し練習して上達していくと、ワイプアウトすることに慣れていきます。

それは、ワイプアウトして海の中にいる時間や、体の姿勢、浮き上がり方などが徐々にわかり、身についてくるからです。

そうなると、技の練習を積極的に行うことができ、上達へのスピードを上げることができます。

最初のうちは、どんどんワイプアウトして慣れていくことも大切なことです。

大きな波でワイプアウトすると、その波のパワーの分、深く海の中に落とされることがあります。

息が続かなく苦しかったり、浮き上がるまでにすごく時間がかかっているような気がしたりと、不安なことも少なくありません。

しかし、大きな波でワイプアウトして海に落とされても、時間としては数十秒ほどなのです。

そして、人間は海に浮くようになっていますし、ウェットスーツを着ていれば浮力があるのでちゃんと海に浮き上がります。

さらにリーシュコードがきちんとついていれば、ボードの浮力によって自然と浮き上がるのです。

ワイプアウトして焦って海の中でもがいて動いてしまうと、余計に体力を使ったり、余計に息が苦しくなったり、浮き上がるのを遅らせてしまうことがあります。

なるべく冷静に、「自然に浮き上がるから大丈夫」と言い聞かせていると、案外早く浮き上がるものです。

何よりも、ワイプアウトは慣れなので、ボディボードの技を積極的に練習して、どんどんワイプアウトすることでボディボードの上達への1歩となります。