ボディボードのボードは柔らかい素材でできているため、使用していると様々な傷がついてしまいます。
傷をそのままにしておくと、内部まで水が入ってしまいボードが重たくなってしまうので、傷がついてしまったら補修することをお勧めします。
1.補修が必要なボードの傷とは
ボディボードのボードは主にポリプロピレンやポリプロエチレンという素材でできています。
内部の素材まで水が浸透しないように、サーフボードは表面が硬い樹脂で覆われていますが、ボディボードのボードは柔らかい素材で覆われています。
内部の素材を外のコーティングする別の素材で覆っているので、外側の素材に傷ができるくらいでは問題はありませんが、内部の素材まで届くくらいの深い傷ならば補修が必要になります。
ボディボードのボードは、外側の素材は水を浸透しにくくなっていますが、内部の素材は水が浸透しやすいからです。
2.ボードの補修方法
ボディボードは、主に波乗りをしている時に傷がついてしまうことが多いものです。
海に入っている時に傷ができてしまうと、すでにそこから海水が浸入してしまいます。
もしボードに傷がついたことがわかったら早めに海から上がり、なるべく海水が浸透しないようにする必要があります。
しかし、傷がついていることがわからず、いつ傷がついたのかもわからない場合がほとんどです。
この場合、どれくらい海水が浸透しているかわからないので、傷を補修するまでにすることがあります。
それは、ボードの内部から水を抜くことです。
もちろん、ボードを絞るわけにはいかないので、傷の部分を下にして1週間ほど放置します。
1週間ほどでほぼ海水は抜けますが、大きな傷や海水が浸透してだいぶ経っている場合は、もっと時間がかかる場合もあります。
海水が抜けきったら、傷を補修します。
補修するものは、ボディボードの専用のボンドです。
透明なボンドで、乾くとボードに密着し水の侵入を防いでくれます。
ボンドは傷の周囲のみに塗り、それ以外に大きく塗る必要はありません。
このボディボードの補修用のボンドはサーフショプにありますので、ボード傷がなくても今後使用する可能性があるので、持っていても良いでしょう。
3.ボディボードの補修を依頼する
ボードの補修は、ボディボードを取り扱っているサーフショップでもやってくれます。
ショップに持って行き、預かってもらうと水出しからボンドでの補修までを行なってもらえます。
補修までは時間がかかる場合がありますが、しっかりと直してくれます。
自分で補修するのに自信がなければ、ショップに頼むと良いでしょう。
ボディボードのボードはとても傷つきやすく、水が入ってしまうと致命的なデリケートなものです。
取り扱いは丁寧にして、大切に使うことが長くボードを使う秘訣です。