エアリアルができればプロボディボーダーになれる

ボディボードのエアリアルは、波のパワーやそのパワーによるスピードを生かして行うテクニックです。

リップから飛び出す高さが高いほどダイナミックなものになりますが簡単なものではありません。

1.ボディボードでのエアリアル

エアリアルは、波のパワーとスピードを生かして、ボトムターンからリップを体ごと飛び出すようなリップアクションです。

とてもダイナミクなテクニックなので、スピードとパワーがなければすることができません。

波にパワーがあっても、そのスピードを失速させてしまうとリップから飛び出すようなエアリアルはできないのです。

ボディボードでのエアリアルは、リップから体ごと飛び出して再び波へ戻るエアリアルや、飛び出しながらスピンをするARS、飛び出したときに体を広げてボードを持ち上げるようなスタイルのインバーテッドエアーなどがあります。

これらすべてのテクニックは、ボディボード特有のスタイルです。

日本の波は世界と比べて小さいですが、小さいながらもパワーとスピードを生かしてエアリアルをすることができます。

さすがに、世界の巨大な波でのエアリアルとは違って、体何個分もリップから飛び出すことはできませんが、波のリップから飛び出す大技をすることができます。

エアリアルは、スピードの他にパワーも必要なので、男性ボディボーダーには是非ともチャレンジしていただきたいテクニックのひとつです。

エアリアルは簡単なものではなく、テイクオフからのターンの基本的なスキルはもちろん、その後のボードコントロールまで確実に必要な上級者のテクニックになります。

上達して、確実なボードコントロールからスピードをつけるスキルまで身についていないとエアリアルは難しいでしょう。

日本人では、プロボディボーダーでもあまり見ることがないエアリアルですが、やはり、トッププロボディボーダーは当たり前のようにできています。

トッププロボディボーダーのボードコントロールはエアリアルができるスキルがあるということです。

逆にいうと、エアリアルができればトッププロボディボーダーのスキルも身についたといえます。

しかし、それは確実にエアリアルができるほど上達している場合に限ります。

エアリアルができるほどのスキルがあれが、どんなテクニックも簡単にできるでしょう。

さらに、波によって技のバリエーションもあり、ボディボードがもっと楽しくなることが間違いないです。

エアリアルは本当に簡単なものではないですが、できるようになるまで基本的なターンのスキルを磨くことが上達への近道となります。