ここでは、直接海に入ることとは関係がありませんが、ボディボードを上達させる上で、知っておきたい、ボディボードの歴史について学びましょう。
ワザのやり方などど違い、興味がないという人もいるかもしれませんが、上達する上では、知っておいても損がないものになると思います。
1.ボディボードのはじまり
ボディボードがいつ頃始まったかをご存知ですか?
その歴史は、いがいと古く、ボディボードは、1970年にハワイで生まれました。ハワイで一番最初に作られたボディボードは、1メートルほどの合成樹脂で作られた板でした。
この板をはじめて作ったのが、ボディボードの有名ブランドである、モーリーの社創始者「トム・モーリー」でした。
モーリーは、この板を使って、波を腹ばいになって乗ったのが、ボディボードの始まりでした。今でもモーリーのボードを愛用している人は多いのではないでしょうか。
その後、様々な形や素材を使ってボードが開発され、今のようなボディボードが生まれました。
当時、ボディボードは、「ブギーボード」とも呼ばれていましたが、その後、今呼ばれているような「ボディボード」と全国的に統一されて呼ばれるようになりました。
その後、世界中で、ボディボードが広まり、本格的なスポーツと発展していきました。現在では、世界ツアーなどが行われ、多くのひとに愛されるスポーツとなりました。
2.日本でのボディボードの歴史
日本にボディボードが本格的に伝わったのは、1990年頃でした。当時、サーフィンは女性には難しいスポーツということもあり、手軽に波に乗ることができる、このボディボードが、若い女の子の間でブームになりました。
ボディボードは、女の子には扱いやすいこともあり、気軽に始められるスポーツとなりました。
さらに、この当時、ブームのきっかけとなったのは、「ワイドブルーヨコハマ」と呼ばれる室内で波乗りが楽しめる施設がオープンしたことも大きなきっかけでした。
都内などに住む人は、海までいかなくても、気軽に、そして安全にボディボードができるということもあり、たくさんのひとがボディボードをするようになりました。
サーフィンブームと同時に、ボディボードは、一般的なスポーツとして多くのひとに楽しまれるようになりました。
また、日本でも世界で活躍するプロのボディボーダーが増え、より多くの人に浸透しました。
日本で初めてプロフェッショナルとして活躍する人が増えたのもこの頃でした。今後も世界で活躍する日本人が増えることでしょう。